何となく漠然と「家を買いたいな」と思い始め、物件の情報誌やインターネットを見始めるようになりました。
夫も私も「こういう家にしたい」という強い思い入れはあまりなかったので最初は建売物件でも立地などの条件が合えば・・・と思い色々な建売物件やモデルハウスの情報を集め、資料を請求したりしていました。
そんな中、街の雰囲気がとても良く、近くに小学校や中学校が近くにある建売物件を見つけ、そこが気になったので実際に内覧に行くことにしました。リビングが狭いなどの不満は少しありましたが、営業の方の人柄も良さそうだったのでここに決めてしまおうか・・・と思ってその日に仮契約して帰りました。
家に帰ってからその物件についていろいろ調べていたら、物件を売り出しているハウスメーカーと実際に施工している業者が違うという事がきになりました。
何でもそのハウスメーカーではフランチャイズ形式を取っており、設計はハウスメーカーが行うものの建てるのは各地の工務店であるということなのです。
その施工している工務店についても少し調べてみましたが、若い会社のため情報が少なく、どういう実績があるのかわからないというのが不安に思いました。
丁度夫の知り合いで建築関係の仕事に就いている方がいたので相談して現場を見てもらったところ、プロの目から見て気になるところがあちこちあるらしく・・・
夫も私も間取りなどにこだわりはあまりないので、一般的で使いやすい間取りであればそれで良しとしていました。唯一の希望は寒冷地であるため冬場の断熱に力を入れているということと、やはり長年住むため頑丈な作りであってほしいということだけでした。
しかし実際に作っているところを見なければ不安は解消されないものだということがわかりました。
結局その物件はあきらめ、まず土地を購入してから信頼できそうな工務店なりハウスメーカーなりを探すというところに落ち着きました。
やはり一生に一度の買い物だと思って、なるべく妥協はせずいい家を建てようと思い至りました。