きっかけは会社の同僚からの何気ない一言からでした。
社会人になってストレスで少し肥満気味になり、仕事をしているとき同僚に「なんかすごく真剣だね。目つきが怖いよ」と笑われることがありました。
自分では全く意識していませんでしたが、その頃から鏡を意識するようになり、以前よりも目つきが何か悪くなっていることに気づきました。
昔はもう少し目が開いていて自然な表情だった気がしていました。
もう一つおかしいかなと思うことがありました。
免許証の写真などの証明写真を取るときに、「もう少し顎を引いてください」と言われることが多くなりました。
顎を引くとその分目を見開く必要があり、またおでこにシワが寄るのが嫌で無意識のうちに目を開くよりも顎を出していることに気づきました。
この状態は何なんだろうと調べると「眼瞼下垂」という状態だということがわかりました。
確かに頭痛に悩まされることもあり、実害もあるので手術してもらうことにしました。
手術は形成外科で保険が適用されるということで安心しました。
手術の前にまずどのくらいの目の開き具合にするかを決め、デザインをするということから始めました。
あまり表情が変わるのも嫌だったので、頭痛の症状が緩和できる最低限の大きさでお願いすることにしました。
次の診察で手術が行われました。
まぶた付近の麻酔だけで手術は1時間程度であっという間に終わりました。
まぶたの腫れが大きくて気になりましたが、1、2週間は同僚たちに事情を説明して仕事を続けました。
徐々に腫れも引いてきて1ヶ月を過ぎたあたりで完全に腫れは引きました。
手術をしてみて一番びっくりしたのはすごく目を見開きやすくなったことです。
顎を上げなくても普通に見ているだけで目が開けられるようになり、仕事の目の疲れや頭痛が圧倒的に少なくなりました。