数年前から○○活という言葉を良く目にするようになりました。
就職活動を略した就活は以前からある言葉なので、一番馴染みがあります。
私も就活は長い間やってきたので、最も使っていた言葉でした。
それ以外にもいろいろな○○活がどんどん増えてきて、一瞬言葉を見ただけでは何のことなのかよくわからないような気がします。
○○活という言葉にしてしまうと、それをやっている人が多くいて、さらに良いイメージを受けてしまいやすくなります。
さらに、そのイメージがビジネスに使われていくこともあります。
毎日いろいろなことをやっていますが、今まで何気にやってきたことが、○○活という言葉で括られてしまうと、何だか違和感があることもあります。
○○活はこうしなければいけない、というようなマニュアルのようなものができ、それに従わなければいけないような風潮が出来上ってしまいます。
特に日本人は大勢の人がやっていることにとりあえず従っておくことで、安心できるというようなところがあります。
烏合の衆になってしまう前に、それが自分にとって本当に良いことがどうかを見極めることが必要だと思います。
そして、もしそれが自分にとって必要のないことであれば、無理をして周りに合わせる必要もないと思います。
とりあえずみんながやっているから自分のやっておいたほうが良いだろう、という考え方は日本独自のようです。
個性だけを主張することもありませんが、少なくとも自分の気持ちを押し殺してまで周りに合わせていく必要はないと思っています。
今はやっているさまざまな○○活ブームも、10年後、20年後には死語になっているかもしれません。
今当たり前だと思っていることが、この先もずっと同じであるとは限りません。
世の中の動きに合わせて、法律もどんどん変わっていきます。
今まで良かったことが法律が変わることで、良くないことに変わってしまうこともあります。