2017年10月 一覧

何もできないメールソフトnPOP

昨今、ランサムウェアと言う事でパソコンの中身が強制的に暗号化され、データを人質に取られてしまうと言う恐ろしい事件が発生しています。ランサムウェアに限らず、ウィルス感染はインターネットを使う上で中々避けては通れないものでは無いかと思います。

ウィルスの感染経路は、多くの場合はネットサーフィンで入手して来たファイルの実行、もしくはメールを開いた際に実行されるマクロです。インターネットから入手したファイルについては実行前にウィルススキャンをかけたり、身に覚えのないファイルは実行しない等の対策が取れますが、メールは意外とこの対策が取りにくいものであったりします。

メーラーソフトによっては、プレビューと称して本文を表示することが有り、この時にメールに仕込まれた悪意あるプログラムが実行され、感染するというケースがしばしばあります。逆に考えると、そういった高性能なメーラーソフトではなく、ただただ文字しか表示しない、そういったシンプルなメーラーソフトであれば、感染経路を一つつぶせます。nPOPは本当になにも出来ないシンプルなメーラーですので、セキュリティ面では随一と言ってよいと思います。

マクロの実行はもちろんできませんし、HTMLメールの表示もできません。これはウィルスを防ぐだけでなく、フィッシングサイトへの誘導も予防できます。

殆どの場合、フィッシングサイトへの誘導は、通常のテキストメールを偽装し、記載されたURLには本家のURLが、移動先のURLにはフィッシングサイトへのURLが表示されています。ところがnPOPではHTMLが表示できません。つまり、<a href=””フィッシングサイトのURL””>本家のURL</a>と確実に表示されるため、メールの偽装を一目で見抜くことが出来ます。

パソコンは特に業務のデータなどが保存されていますから、なるべくウィルスの感染は防ぎたい物だと思います。もし今のメールアドレスに迷惑メールが多いようでしたら、nPOPの導入を検討してみてください。普通に使う分には何の問題も無く動いてくれます。


古いゲームソフトを大量に売却した結果

実家にある古いゲームソフトを地元の買い取り店に持っていったところ、思わぬ査定額がついた。
持っていったゲームは全てスーパーファミコン以前のもので、スーパーファミコンのソフトが約40本、ファミコンが約100本ほどあった。
ヤフオクで売ろうとも思ったが、面倒だったので買取店で売ることに。

すでに需要が無いので、どうせ大した金額にはならないと思っていたが、その査定額に驚いた。
\22,000-

なんと、考えていたより0が一個多い。
いや、一個多いどころか1本10円にもならないと思っていたので、二個ぐらい多い。
店員の書き間違いを疑って思わず、これ間違ってないですか?と聞いてしまったぐらいだ。

いえ、この金額で正しいですけど、もっと安く売ってくれるんですか?(笑)

なんて言われたが、いやいや、この金額を見てもっと安く売るはずが無い。
どうしてこうなったかさっぱり分からなかったが、思いもよらない査定額に一喜したところで買取契約書にサイン。
大きなお小遣いが転がり込んできた。

ところで、数十年前のゴミソフトにどうしてこんなに高額査定が付いたのか?
店員に理由を聞いてみたところ、どうやらスーパ-ファミコンのソフトは本当にゴミだったらしく、40本で200円の査定だった。
しかし、化けたのがファミコンのソフトで、100本の内大半がゴミだったが、残り数本にプレミアが付いていたらしい。
元々販売本数が少なかったソフトで、その界隈のマニアが欲しがるようなソフトだったようだ。

名前は忘れたが、査定表には1本4000円という高額査定が付いたソフトもあった。
何も知らずにヤフオクに出品していたら、超低額で落とされていた可能性がある。

よく考えると買取査定で4000円が付いたのなら実際の取引はもっと高額ということなので、やっぱり個人売買が一番なのだが、まあ、元々ゴミを持っていったつもりが思わぬ高額査定だったのでここは素直に喜ぶことにした。

しかし…契約書には「サインした後はいかなる理由でも返品できません」とちゃっかり記載してあった。
買取契約書にサインした後にプレミアが付いていることを教えてくれた店員、なかなか商売上手である。