2016年11月 一覧

素敵な図書館と蔵の街がある私の故郷、結城

私の生まれ育った結城市は、茨城県西に位置する人口約5万人の地味な小さな街ですが、なかなか趣のある文化施設と観光スポットがあるのです。
ちょっと地元自慢の気持ちも含めて、ご紹介してみたいと思います。

1.結城市立図書館
JR水戸線結城駅北口を降りるとこのあたりの地域ではちょっとお目にかかれないほどとても素敵な図書館があって、その本の数といい、落ち着いた雰囲気といい、学習するスペースの広さといい、文句のつけようがないほどの図書館です。外観もとても茨城県の小さな街の図書館と思えません。かっこいい!
1階には主に児童向けの図書があり、親子同伴で来ても大丈夫のように、キッズコーナーがあって、そこで遊ばせることもできます。また、フリーのテーブルがあって勉強してもいいし、飲食も可能なスペースとなっていて、飲み物の自販機も設置されているからありがたい。私は、図書館の向かいにあるスーパーに行き、大好きな焼きそばを購入後、そこでお昼を食べるのが図書館での日課になっています。
2階には、総合図書があって膨大な本の数とスペースの広さに最初に来たときはちょっぴり感動さえしてしまいました。ちょっとクシャミなんかしたら、響くこと、響くこと、あぁはずかしい。ここ広すぎるかも。
CDやDVDも見たり、借りたりすることができるのでリラックスできるし、パソコンも貸し出ししていて、もちろんインターネットも閲覧できるので、勉強や資料作りにも大変便利です。
そして、びっくりなのが本の貸し出しに関しては数の制限がないんです!もし、全部貸してくださいって言ったら貸してくれるのだろうか。
ここを一度でも使ってしまうと他の図書館が物足りなくなってしまいます。こんな小さな街によくぞ作ってくれました。

2.アクロス
結城駅南口を降りて徒歩10分弱ほどで市民文化センター、アクロスがあります。ここは市民の演奏会や有名なミュージシャンのコンサート、著名人の講演会など茨城県西地区の文化の中心地です。
けっこう広い文化施設で、そのキャパはなんと1,200人を超えるもので、この辺のコンサートホールとしては広いものとなっています。私の祖母を生前、天童よしみのコンサートに招待したら「もう、思い残すことはねぇや」と、とても満足していたのを思い出します。しかも車いすでの観賞がOKでした。ありがたい、ありがたい。
ここで秋に「祭り ゆうき」という市民イベントがあって踊りやダンス大会や屋台、企画イベントなどがたくさんあって、大いに盛り上がります。
私は毎年これに行くのが楽しみです。ダンナは、ダンスのきれいなお姉さんを目当てに行くみたいで鼻のしたを伸ばし、ビールを飲んでいますね。
スケベなおじさんです。

3.蔵の街
結城駅北口を降りて図書館を通り過ぎると古くからの商店街があります。蔵の街です。文化財指定になっている蔵のお店がいくつも立ち並び、風情があります。ここをただ歩いているだけでもなんか癒されます。また、お寺が多いので蔵とお寺を目当てに観光マップを片手に散策してみてもいいですね。
私はダンナと一番最初にここを訪れた時、図書館に隣接している観光案内でいただいたリーフレットに載っていた「黒い塀」に興味を持ち、「ここを探せ!ごっこ」で街なかをせっせと歩いてみました。趣のある黒い塀を見つけた時はちょっと感動してしまいました。おもしろかったです。
また、蔵の街では重要文化財、伝統工芸品としても指定されている「結城紬」のお店が数多くあり、11月には「着物デー」と称して粋な結城紬などの着物を着て街なかを散策する企画もあります。先日行って来ましたが、秋の青空のもと、なかなか趣のある光景を目にすることができました。

茨城県の小さな、小さな街、結城市。
周りにこびず、おらが街を愛する人たちがずっと伝統と文化を守っている、そんな雰囲気をもった結城はずっとずっと変わらずにいてほしい私の故郷です。
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工具の魅力、工具への思い

工具というと多くの人が想像するのは、誰もが一度は手にしたであろうネジを回すためのドライバーやスパナなどだろうと思います。
ホームセンターで買ってきた棚やイスを組み立て時に使用するからです。

逆に言えば一般家庭でて工具の登場機会はそれくらいしかなく、あとはたまに不測の事態で私物が故障なり破損した時にすがる思いでひっぱりだしてくる程度のものではないでしょうか。

だが一度、工業の分野に足を踏み込んだ技術者とかですと、工具と言う言葉を聞いて想像する光景は広大なようです。
技術者が工具を思うとき、それは仕事をこなすための苦痛な思考ではなく、多くの選択肢の中から、デザイン、機能、満足感、さまざまなこだわりのなかで決定する、自分らしさの想像だそうです。

なぜ工具がこれだけ人を魅了するのかというといくつかあげられると思います。
原点として工具には不可能を可能にする力があるからではないでしょうか。

人間の肉体的力は工業の前ではとても無力です。どんなに鍛え抜かれた体の持ち主でも素手では10㎜のボルト一本外すことはできません。そのボルトも10㎜のボックスレンチを使えば小さな子供でも容易に外すことができますよね。

新しい力を手にしたのである。切る、挟む、ねじる、回す、潰す、これらにおいて非日常的力をなんらスキルを要せず体験できるのです。
これは傍から見れば当然の事として見える光景も作業者からすればとてもスリリングな時間である。
そしてその新しい力たちを自前の工具箱なんかを用意してきれいに並べて収納しはじめたら要注意です。
工具の事を思うときいつもその素敵な時間を想像し、さらなる創造に駆り立てられるようになって行きます。
私はその工具達のなかでもマキタやパナソニックの工具がお気に入りです。


人気のブリザーブドフラワーってなに?

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現在、人気の高いブリザーブドフラワーですが、どのようなものか調べてみましょう。
まず、ブリザーブドフラワーはフランスで生まれ、生け花に特殊保存加工をしたもののことを言います。
このブリザーブドフラワーにすることで、やわらかい触感やみずみずしさはそのまま残り、枯れずにずっと綺麗に咲かす花が実現するのです。
そんな夢のようなブリザーブドフラワーは、とても多くの方に愛されています。
そして多くの方は、大切な人の為に贈る花としてブリザーブドフラワーを選んでいます。
ブリザーブドフラワーには、バラ・カーネーション・ガーベラ・あじさい・デンファレ・グリーン類など次々と新しい商品が開発されています。
特保存加工と聞くと一見難しいように思いますが、実はブリザーブドフラワーはおうちでも作れてしまいます!

【材料】

・A液(脱水・脱色液)

・B液(着色液)

・透明なフタができる容器(2つ)

・生花

・ハサミ

・ピンセットか割り箸

・ゴムまたはポリの薄い手袋

・アルミホイル

・花壇用の猫除けネット、キッチンペーパー、トレイ

・ビニールシート

を用意し、生け花は新鮮なもので、水揚げがしっかりしていて、花弁が肉厚でハリのあるものを選ぶと良いでしょう。

作り方はとても簡単です。

1.新鮮な生花の茎を2~3㎝残してハサミで切ります

2.容器に花全体が浸かる量だけA液を入れていきます

3.生花を入れ、軽く揺すって花弁の間の空気を抜きます

4.蓋をして、脱水・脱色が完了するまで浸しておきます

5.脱水・脱色が終わったら、A液から花を取り出します

6.すぐにB液に入れて、軽く揺り動かし空気を抜いてから蓋をします

7.着色が終わったら花を取り出して、2?5で使ったA液で手早く洗浄する

8.自然乾燥かドライヤーで乾かします

これでブリザーブドフラワーの完成です。

自分で作ることにより、更にブリザーブドフラワーに愛情が込められ、受け取った方はとても嬉しく幸せな気持ちになってくれるかと思います。
なのでぜひ、ブリザーブドフラワーを作ってみてはいかがでしょうか。